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共同通信
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アダルトビデオ(AV)の出演被害救済に向け成立した新法が22日、公布された。7月12日からの罰則規定を除き、公布翌日の23日に施行。
新法は6月15日の参院本会議で可決、成立した。出演者は年齢や性別を問わず、映像公表後原則1年まで無条件で契約解除し、映像の配信を停止できるようにした。制作側が契約時に虚偽の説明や威迫行為をした場合、罰則を科すことも盛り込まれた。
今年4月の成人年齢引き下げを機に若者の出演被害増加が懸念され、超党派の議員でまとめた。被害救済の一刻も早い実現が必要として、施行が急がれていた。