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共同通信
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【ロンドン共同】英国防省は22日、ロシア軍が完全制圧を目指すウクライナ東部ドンバス地域に、大量の予備兵力を投入する準備を進めている可能性が高いとの戦況分析を発表した。
ウクライナ東部の親ロシア派「ドネツク人民共和国」は6月16日時点で、今年に入ってから同共和国の兵士2128人が死亡し、8897人が負傷したと公表した。
英分析によれば死傷率は従来兵力の55%に相当し、ドンバスでロシア軍や親ロシア派がかなりの消耗を強いられている実態を浮き彫りにしている。親ロシア派部隊は旧式の武器や装備を使っている可能性が高いという。