ウクライナの復興計画提唱

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共同通信

 【ベルリン共同】ドイツのショルツ首相は22日、G7サミットの開幕を前に議会で演説し、ロシアが破壊したウクライナには、第2次大戦後の米国による欧州復興計画「マーシャル・プラン」と同様の大規模な資金援助が必要だとし、サミットで合意を目指す方針を示した。エネルギーや食料の価格高騰への対応も協議する。

 サミットは26日からドイツ南部で開かれ、ウクライナのゼレンスキー大統領も招かれている。ショルツ氏は「第2次大戦で荒廃した欧州と同じように、ウクライナも復興のためマーシャル・プランを必要としている」と訴えた。