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共同通信
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ソニー生命保険は23日、神奈川県で勤務していた営業担当の男性社員が2005年から12年にかけ、顧客1人に無断で、契約者貸し付け請求や解約の手続きを繰り返し、貸付金や解約返戻金をだまし取っていた疑いがあると発表した。被害は約1億700万円に達する見込み。社員は16年8月に別件で懲戒免職になっているという。
顧客の申し出で今年3月に発覚した。社員は免職時、横浜ライフプランナーセンター第3支社(横浜市西区)に所属していた。ソニー生命は警察に相談し、社内調査を進める。元社員には法的措置を検討する。「深くおわび申し上げる」とのコメントも発表した。