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共同通信
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【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は23日、ブリュッセルで首脳会議を開き、ウクライナとモルドバを「加盟候補国」に認めるべきだとの欧州委員会の勧告を承認、両国を候補国に認定することで合意した。加盟交渉に向けた重要な一歩で、両国とEUの結束強化の象徴的な動きとなった。
EUのミシェル大統領はツイッターで「歴史的な瞬間だ」と強調。ウクライナのゼレンスキー大統領も「EU首脳の決定を心から称賛する」とツイートした。ただEU入りには政治や経済状況などで高い基準を満たす必要があり、通常は実現まで長い道のりが待ち受けている。