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共同通信
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【ブリュッセル共同】ブリュッセルで開かれた欧州連合(EU)首脳会議は23日、ロシアのウクライナ侵攻を受けてフランスが提唱した新たな連合体「欧州政治共同体」について初めて意見を交換し、創設に向けた協議を続けることで合意した。EU加盟候補国の認定が決まったウクライナの加盟実現前に、EU未・非加盟の欧州の国々との連携強化を図る。
23日の首脳会議ではウクライナとモルドバの加盟候補国の認定が決まったが、実際に加盟するまでには相当の年月がかかる。地域の安定を目指し、早期に政治的調整を行う枠組みとする考え。