Published by
共同通信
共同通信
ハート形の甘く大きな果実が特徴のサクランボ「ジュノハート」の初競りが25日、青森県八戸市の市中央卸売市場で行われ、上級ブランド「青森ハートビート」15粒入り1箱に60万円の過去最高値が付いた。
昨年の最高値を超えると、会場ではどよめきが起こり、一粒4万円にもなる60万円の値が決まると、「すごい」という声と大きな拍手に包まれた。3年連続で長塚青果(千葉市)が落札した。
ジュノハートは青森県が独自に開発。JA八戸さくらんぼ専門部長の留目秀樹さん(59)=南部町=は「やませによる寒暖差の影響から、良い品質になっている。全国の人に楽しんでほしい」と笑顔を見せた。