静岡の海岸にクジラの死骸

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共同通信
大型貨物船の船首部分に載るクジラの死骸=23日夜、清水港(清水海上保安部提供)

 清水海上保安部(静岡市)は25日、静岡県沼津市の戸田灯台から南約1キロの海岸にクジラの死骸が漂着したと発表した。海保は23日から体長約10mのクジラの死骸が駿河湾を漂流している可能性があると注意を呼びかけており、漂着したのはこのクジラの可能性があるとみて調べている。

 同海保によると、漂着したクジラは体長10m以上あるとみられる。漁師が見つけ、午前8時40分ごろ海保に連絡があった。

 清水港に入港した大型貨物船の乗組員が23日夜、船首下部の突起部分にクジラの死骸が載っているのを確認。夜間のため回収できないまま、貨物船は出港し、死骸は行方不明になっていた。