G7首脳、食料危機で結束

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共同通信
ウクライナのゼレンスキー大統領(左上)がオンラインで参加して行われたG7首脳らの討議。手前左から時計回りにバイデン米大統領、ジョンソン英首相、岸田首相ら=27日、ドイツ南部エルマウ(代表撮影・共同)

 【エルマウ共同】先進7カ国首脳会議(G7サミット)は27日(日本時間同)、ドイツ南部エルマウで2日目の討議を行った。アフリカやインドの首脳を招き、食料危機や脱炭素で途上国などとの結束を確認。岸田文雄首相は2億ドル(約270億円)規模の食料支援を表明した。G7は、食料不足の責任はロシアによる黒海封鎖にあり、対ロ制裁が原因ではないと理解を求めていく。G7首脳はロシア産石油の取引価格に上限を設ける案を協議している。

 米政府高官によると、G7は軍備などに関する基幹産業や技術の利用を制限する対ロ追加制裁も検討している。