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共同通信
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公安調査庁は28日、世界のテロ組織の情勢などをまとめた2022年版「国際テロリズム要覧」を公表した。昨年イスラム主義組織タリバンが実権を掌握したアフガニスタンが、テロの温床となる可能性を指摘。国際テロの脅威は続き、対策が必要だとした。
要覧は、タリバンと関係の深い国際テロ組織アルカイダにとって復活の好機になるとの見方があることを紹介。また欧州では「ホームグロウン(自国育ち)」型のテロリストによる犯行が続いていることに触れ、新型コロナウイルス対策が緩和されて人の流れが回復すると、大きな被害を狙ってテロに及ぶ可能性があるとした。