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共同通信
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山口県阿武町が誤給付した4630万円の一部を別の口座に振り替えたとして、同県警が電子計算機使用詐欺の疑いで同町、無職田口翔容疑者(24)を29日にも再逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かった。同容疑での逮捕は3回目となる。
容疑者の代理人弁護士によると、容疑者は誤給付された4月8日以降、計約4630万円を出金。町は容疑者が税金を滞納していたことから、国税徴収法などに基づく手続きを進めた結果、出金先から入金があった約4290万円を6月8日に回収し、同20日には約340万円を法的に確保したと明らかにしていた。