【日時】10月16日(木)〜19日(日)
【場所】SVA Theatre: 333 W 23rd St (bet 8th & 9th Ave)
The New School University Center: 63 5th Ave (bet 13th & 14th St)
【料金】一般:13ドル/学生・シニア:8ドル
【Web】www.chelseafilm.org
毎年恒例のニューヨーク映画祭の一つ、「チェルシー・フィルム・フェスティバル」が16日(木)〜19日(日)まで開催される。同イベントは2013年に始まり、若手の監督、プロデューサー、俳優を発掘、紹介することを目的として開催されている。ドキュメンタリーや長編など、さまざまな作品を紹介しており、制作・発表されることがためらわれるような作品が今後も製作されるよう、作品を手掛けるクリエイターたちを紹介することも使命としている。
また、ことしは同映画祭で俳優・柳楽優弥さんの約4年ぶりとなる主演作「最後の命(Embers)」も公開される。これは同映画祭にて初の邦画出品となり話題を呼んでいる。オープニングとなる16日午後6時半には、ゲストたちがレッドカーペットを彩る。
それぞれが全く違うバックグラウンドをもつ5人の若手監督が、5つの物語を制作した「A Quintet」。ドイツ・米国・イタリア・バルカン半島・トルコを舞台に、それぞれの主人公が出会うものとはなにか。
「Make it in America: Empowering Global Fashion」:ニューヨーク・ロサンゼルス・マイアミを舞台に、アナ・スイ氏やベッツィ・ジョンソン氏をはじめとする米有名ファッションデザイナーやアパレル業界に携わる人々が、米国内の失われつつある生産工場や労働者たちについて語る。ことし制作の新作ドキュメンタリー映画。
「最後の命(Embers)」:幼少期に凄惨な事件に巻き込まれた桂人と冴木。2人の少年はその記憶に苛まれながら別々に成長し、ある日、再会をする。そしてその夜、桂人の部屋で顔見知りの女性が殺されてしまう。取り調べを受けた桂人は、刑事から「冴木が全国指名手配中の容疑者だ」と告げられる。冴木が桂人に会いに来た理由とは?
原作は、中村文則氏の同名小説で第133回芥川賞受賞後に、米国で「デイヴィッド・グディス賞」を日本人として初受賞している。中村氏は、プラム・ストーカー賞にスティーブン・キングと並んでノミネートされ、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の年間ベスト10ミステリーに日本人としては初となる2年連続選出されている。
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