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製薬業企業家の女性が、発達障害のある息子に致死量の処方箋薬を投与し殺害した事件についての公判が、マンハッタン区の刑事裁判所で9日に行われ、被告は犯行を後悔し遺体に心肺蘇生を施したと供述した。
起訴状によると、ジジ・ジョーダン被告は2010年2月、同区の高級ホテルで息子のジュード・ミラ君(当時8)の上に乗り口を無理やりこじ開け、鎮痛剤とその他の薬品、ウォッカ、オレンジジュースの混合液を注射器を使って流し込み殺害した疑いがもたれている。薬品が散らばった部屋で見つかった遺体の顔や胸には、あざが残っていた。
同被告が犯行後、コンピュータを使用し、ジジ君名義の信託基金から送金を行っていたことも確認されている。
一方同被告は、前夫に殺害される恐れがあり、自分が死亡すれば残されたジジ君を前夫の性的虐待から守ることができなくなるため、ジジ君を殺害し自分も死ぬつもりだったと供述している。同被告は、生前にジジ君がジェスチャーやコンピュータを用い性的虐待について訴えていたと言うが、前夫はいずれも否定しており、罪に問われていない。
同被告は、無理に殺害したのではなくジジ君は心中に合意しており、遺体のあざについては、蘇生処置の際にできたものだと主張している。また現場には、遺書も残されていたという。
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