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共同通信
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【キーウ共同】国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは6月30日、ウクライナ南東部マリウポリの劇場への3月16日の攻撃について、ロシア軍が意図的に民間施設を狙った可能性が高く、「戦争犯罪」に当たるとの調査結果を発表した。少なくとも十数人の死亡を確認したとしている。
住民は劇場近くの2カ所に大きく「子どもたち」と書き、民間人がいることを示していた。劇場が民間施設であることは容易に認識でき、付近にウクライナ軍の関連設備もなかったことが証明されたとした。アムネスティは生存者や目撃者53人から聞き取りを実施し、衛星画像やレーダー資料などを分析した。