東大前刺傷で18歳の男起訴

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共同通信

 東京都文京区の東大前で1月、大学入学共通テストの受験生ら3人が刃物で刺された事件を巡り、東京地検は1日、殺人未遂や威力業務妨害などの罪で当時、高校2年生だった男(18)を起訴した。名古屋家裁が6月22日に少年審判を開き、検察官送致(逆送)を決定していた。今後、公開の法廷で審理される。事件当時は17歳で、改正少年法で実名報道が可能になる「特定少年」には当たらない。

 家裁は「無差別に通行人を鋭利な刃物で突く極めて危険な行為に及んだ」として刑事処分が相当と判断していた。