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共同通信
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けが人が119番できずに通報が遅れ、高齢者の安否確認に支障も…。KDDI(au)の大規模通信障害は3日も続き、命に直結しかねない深刻な実態が明らかになった。長時間に及ぶトラブルに、ユーザーからは「他社への乗り換えも検討する」との声も出た。
大津市消防局によると、2日、妻と登山の60代男性が転倒して右足を骨折。救助要請しようとしたが、2人ともauでつながらなかった。
警備会社セコムが運営する高齢者見守りサービスにも影響が出た。
東京都世田谷区の男性(63)は、知人と連絡が取れず会えなかった。「この状況が続くなら乗り換えを検討する」と、あきれ顔だった。