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共同通信
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台風4号は4日、東シナ海を北東寄りに進んだ。5日朝には九州に上陸し、6日にかけて西日本の太平洋側を進む見通し。東日本、北日本も大気が不安定となり、列島各地で大雨になる恐れがある。気象庁は土砂災害や河川の氾濫に警戒を呼びかけている。
気象庁によると、4日は高知・室戸岬で1時間に87.5ミリ、宮崎市で61.5ミリ、愛媛県愛南町で55.0ミリ、富山県南砺市で49.5ミリをそれぞれ観測した。
東、北日本では太平洋高気圧の縁から流れ込む暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で、5日にかけて大気の状態が非常に不安定になる。
台風は6日朝には温帯低気圧に変わる見通し。