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共同通信
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与野党幹部は5日、参院選の終盤情勢を踏まえ、各地の街頭で支持を求めた。岸田文雄首相(自民党総裁)は新型コロナウイルス禍で打撃を受けた観光業の再生に取り組むと表明。野党は、「政府は野党の話を聞かない」とした山際大志郎経済再生担当相や、ロシアのウクライナ侵攻を例に「弱い子がいじめられる」とした麻生太郎副総裁の発言を不適切だと批判した。
首相は長崎市で、新型コロナを巡り「一歩一歩、平時を取り戻す。感染状況に注意しながら全国で観光業の需要喚起策を展開する」と強調した。
公明党の山口那津男代表は神奈川県藤沢市で「高校生まで医療費無料化を段階的に実現する」と訴えた。