投票抑圧とアリゾナ州提訴

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共同通信

 【ワシントン共同】米司法省は5日、大統領選の有権者登録を厳しくする西部アリゾナ州法は登録手続きの簡素化を定めた連邦法違反だとして、同州の連邦地裁に提訴した。2020年大統領選は「不正だった」とのトランプ前大統領の根拠のない主張に触発され、共和党が優勢な州で投票手続きを厳格化する州法が相次いで成立。民主党のバイデン政権は投票権抑圧だと批判している。

 アリゾナ州は大統領選の激戦州で、知事と議会を共和党が握っている。米メディアなどによると、州法は今年3月に成立し、来年1月に施行予定。