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2010年にMoMAで開かれた展示会「Voice Piece for Soprano」にオノ・ヨーコが訪れた際に撮影され、彼女がケイティー・ペリーのカバーを歌唱しているかのように編集されたビデオについて論議が勃発している。
この問題のビデオを編集し、YouTubeに発信したのはクロイカー・マクグアイアさん。最近は一見関係のない世界のものを組み合わせ、新しい分類の音楽を発信することはファンに受け入れられる傾向が見られ、オノ・ヨーコが実際にケイティー・ペリーの歌をカバーしていると信じる人たちからは絶賛の声が届いている。しかし、曲のカバーをパロディー化し、それで金儲けをするマクグアイアさんに批難の目を向ける人も少なくない。
振り返ってみると事の発端である2010年の展示会も、マイクとスピーカーを完備し、芸術と音楽を結合させるという斬新な発想のもと開催された。しかし博物館で大声を出し、叫ぶというアイデアを受け入れられない人も多く、ニューヨーク・タイムズ紙が「MoMAらしくない」と批評したように批難が殺到した。何事においても新しい挑戦には批評がつきものだが、今回のビデオもまだまだ論議が続きそうだ。
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