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マンハッタン区の日本ギャラリーで開催された近藤朱鳳書道展「伝統の書で伝える私たちの日本」の初日である18日、近藤朱鳳氏を迎えオープニング・レセプションが開催された。書道愛好家や日本の文化に興味のある人たちが来場し、同氏の作品に陶酔した。
父・露石の書く文字を見て、独学で書を書き続けてきたという朱鳳氏は、これまでに、ニューヨークで賞を受賞するなど、海を越えて高く評価されている。「書は伝統的、古典的なものでありながら、音楽や建築に通じる芸術性とおもしろさも兼ね備えている。しかし、正確な基礎があってこそ芸術性が生まれる」と基礎の大切さを説き、「芸術のあふれるニューヨークで本物が通用するか心置きなく試したい」と、創作活動への意欲をみせた。
レセプションではギタリスト・久保聖吾氏のギター演奏をバックに朱鳳氏が3種の作品を書くパフォーマンスが行われ、あまりの美しさに来場者は目を奪われ、会場からは感嘆の声が漏れた。
また、日常を元気にする一文字の漢字を書したものやカラフルな作品まで豊富に展示され、文字の意味の英訳も添えられていた。
その場で作品の購入を申し出る人がいるほどの人気ぶりで、大盛況となった。
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