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共同通信
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【ロンドン共同】辞意を表明したジョンソン英首相が、次期首相が就任する今秋まで首相職にとどまることに対し、与党保守党内の「反ジョンソン派」から批判の声が相次いでいる。急先鋒のメージャー元首相は7日、即時辞任の必要性を訴え、圧力を強めた。ジョンソン氏の支持者には不満が残り、党内対立が激化する可能性もある。
ジョンソン首相は保守党党首を辞任。党首選を経て次期首相となる新党首が決まるのは9~10月とみられている。ジョンソン氏は辞意表明後にツイッターで「後継者が就任するまで、国民の利益は守られ、政府(の仕事)は続くことになる」と国民に語りかけた。