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ニューヨーク市では近年、ホリデーシーズンに恒例のクリスマスツリーを飾らない人々が徐々に増えつつあるという。ツリーを飾らない理由としては①市の住民の3分の1は1人暮らしであり、ツリーを買っても意味がない②買って数週間で捨ててしまうのは、環境保全の見地からして間違っている③ツリーを飾るのは、イエス・キリストの教えでなく異教徒が始めたこと④人々は時間に追われていて、ツリーを飾る暇などない⑤異なった宗教を信仰する人が増えた⑥大量消費に感じられる⑦処分が面倒で部屋が汚れる、値段が高い―などが挙げられている。
市衛生局は、1999年の年頭の12日間に、捨てられた使用済みのツリー23万9658本を回収したが、2000年には19日間(雪のため、回収期間を延長)に24万8652本を回収、2013年には15日間に19万3393本を回収、ことしは18日間に20万129本を回収しているが、回収期間や状態に年々違いがあるため、回収した数字だけでは購入されたツリーの数は把握できないという。
全国クリスマスツリー協会によると、全米では昨年、1470万本のプラスチックなどのツリーと3302万本の生木のツリーが購入されており、生木ツリーの平均価格は35.30ドルだったという。
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