国際交流基金によって選ばれた5人の日本人若手アーティストによる 「次世代を担う日本人若手アーティストたち」

【日時】11月11日(火) 午後6時半〜8時35分 ※受付6時
【場所】ジャパン・ソサエティー(JS): 333 E 47th St (bet 1st & 2nd Ave)
【料金】無料
【Web】www.japansociety.org

 外務省は、2013年より北米地域での青少年交流プロジェクト「KAKEHASHI Project -The Bridge for Tomorrow-」を立ち上げた。本講演会では、このプロジェクトの一環であるファッション、デザイン、アニメ、アートの4分野を対象とした「日米若手クリエーター交流」事業の第4弾として5名のアーティストが来米するのに併せて開催される。今後活躍の場を広げて行くことが期待される若手アーティストたちがプレゼンテーション形式で自身の作品の紹介し、講演後には彼らを交えてレセプションも開催される。

ⒸMasaru Yanagiba

■利部志穂さん(かがぶ・しほ)
1981年生まれ。様々な場所や廃材・日用品・動植物等を組み替えることで、人と事物が関わる時に起こる変化を作品として制作している。言葉や音、パフォーマンスが加わる作品では、空間全体を巻き込んだ、時と世界を展開する。

ⒸYasuka Goto, courtesy of the artist

■後藤靖香さん(ごとう・やすか)
キャンバスに墨汁で描画するスタイルを主としており、1枚の絵画に、モデルの物語、仕事、時間を詰め込んだ作品。2011年から大阪の名村造船所跡地、東京の第一生命本社ビルで、過去働いていた人々をテーマに作品発表を行う。

Kubo Gaetan SmoothieⒸKodama Gallery

■久保ガエタンさん(くぼ・がえたん)
家電などの日常的なものを加工して作られた、巨大な装置を用いる作品を発表。マイノリティの思想を扱い、常識と妄信していることの危険性をもう一度問い直す警鐘を鳴らす。

Have a meal with FATHER 2000, 2008, 2012/Performance and its recorded video photo by Mariko Tomomasa

■友政麻理子さん(ともまさ・まりこ)
2012年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。主に映像、写真表現、インスタレーションなどを用いて、コミュニケーションの過程に焦点を当てる作品を制作している。

Photo by Yuta Nakamura

■中村裕太さん(なかむら・ゆうた)
〈建築工芸〉という視点からタイル、陶磁器などの理論と制作を行なう。最近の展示に「六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト―来たるべき風景のために」森美術館、2013年など。