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共同通信
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防衛省統合幕僚監部は11日、中国海軍のフリゲート艦1隻が7日から10日にかけて、日本最西端の沖縄県・与那国島と台湾の間を通過し、太平洋と東シナ海を往復したと発表した。領海侵入はなかった。
防衛省によると、7日午後1時ごろ、フリゲート艦は尖閣諸島・魚釣島の西北西約80キロを南下し、与那国と台湾の間から太平洋に入った。10日午後2時ごろには、与那国島の西南西約50キロを航行。北寄りに進んで、再び与那国と台湾の間を抜けた。海上自衛隊の艦艇3隻が監視に当たった。
ロシア海軍の情報収集艦1隻が11日、対馬海峡を経由し、東シナ海から日本海へ北上したのも確認した。