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共同通信
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【ワシントン共同】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は11日の記者会見で、ウクライナ侵攻を続けるロシアに対し、イランが数百機の無人機を供与する準備を進めているとの情報があると明らかにした。武器搭載型も含まれており、今月中にも使い方の訓練を始める可能性があるとの見方を示した。既に供与したかどうかは不明という。
無人機などはイエメン内戦の停戦前、イラン側がサウジアラビアを攻撃する際に使っていたものだと指摘。ロシアが米欧の武器支援を受けるウクライナとの戦闘で武器を失っている状況に触れ「イランのような国にも戦力を求めていることの一例だ」と強調した。