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共同通信
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【ニューヨーク共同】米カジュアル衣料品大手ギャップは11日、ソニア・シンガル最高経営責任者(CEO)の退任を発表した。米主要500社の経営トップで数少ない女性の一人として手腕が注目されたが、業績が低迷する中で会社を離れる。ボブ・マーティン会長が暫定CEOを務め、新たなトップを探す。
同時に発表した22年5~7月期の業績予想によると、売上高は前年同期と比べた減少率が1桁台後半となる見通しだ。営業利益率はゼロからわずかにマイナスになると見込んだ。
シンガル氏は傘下の低価格業態「オールドネイビー」を成長させた実績が評価され、20年3月に経営トップに就任した。