巻き尺落下、NJの建設作業員死亡

 ニュ−ジャージー州ジャージーシティの工事現場で5日、50階の高さから落ちた巻き尺が頭部を直撃し、男性建設作業員が死亡する事故が起きた。
 ニュースサイト、NJドットコムによると、落ちて来た巻き尺は重さおよそ1パウンド(約450グラム)で、50階で作業をしていた作業員のベルトから滑り落ちたのだという。巻き尺は他の建設機械に当たったものの、そのまま1階まで落下し、安全帽をかぶっていなかった作業員の頭にあたり作業員はその場で倒れた。
 男性作業員は、ジャージーシティ・メディカルセンターに搬送されたが、まもなく死亡が確認された。男性の氏名など詳細は発表されていない。
 このビルは同州のコロンバス・ドライブ70-90に位置し、 2棟の住居とホテルとなる予定だが、現在工事作業は中断されている。