Published by
共同通信
共同通信
奈良市で街頭演説中に安倍晋三元首相が銃撃された事件で、二之湯智国家公安委員長は12日の閣議後記者会見で、警備を検証するための態勢を立ち上げるよう指示したことを明らかにした。同日午後、臨時の国家公安委員会を開催する。
二之湯氏は「現場での対応のみならず、警察庁の関与の在り方も含め、今回の警護には問題があったと認識していると報告を受けた」と述べた。
現場には奈良県警の警察官のほか、警視庁のSP(警護官)がいた。松野博一官房長官は11日、「警察庁の関与の在り方も含め、問題があったと認識しているとの報告を受けている」と述べた。