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共同通信
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【ロンドン共同】英与党の保守党は12日、党首選の立候補を受け付け、ジョンソン首相の後継レースが本格化する。首相官邸でのパーティー開催などの不祥事で失墜した保守党政権の信頼回復や、物価高騰への対応が主な争点。次期首相となる新党首は9月5日に選出される予定で、1カ月以上にわたって激戦が繰り広げられる。
党首選には11日までに11人が出馬の意向を示していた。世論調査やブックメーカー(賭け屋)での人気などを総合すると、42歳と若手のホープのスナク前財務相や、閣僚経験の豊富なトラス外相のほか、モーダント前国防相、トゥゲンハート下院外交委員長らが有力候補とみられる。