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手軽に食事のデリバリーが注文できるアプリが登場して以来、頻繁に注文を入れる“デリバリー中毒”のニューヨーカーが増えつつある。ザガットサーベイによれば、昨年度ニューヨーカーは食事の58%を外食かテイクアウトですませており、前年度の49%から大きく増加した。全米の平均は47%であった。
ウオール街に住むクリス・ルビーさん(27)は先日クレジットカードを紛失し、再発行のカードを待つ間、父親のカードを借りた。請求書を見た父親がびっくりしたのは、洋服やナイトクラブの請求ではなく、スシなどの食事のデリバリー代だったという。ルビーさんが一週間で使った金額は合計225ドル。
携帯アプリのシームレスで毎晩デリバリーを注文するというルビーさんは、1年間でなんと1万1000ドルもデリバリー代に使っていることが判明した。「いつかやめようと思いながら、時間がないのでつい頼んでしまう」とルビーさんは弁解する。
先駆者のシームレス、ポストメイツ、デリバリー.comに加え、昨年度は食事だけでなく洋服や酒、食料品など何でも1時間以内に配達するというWunWunや、高級レストランに特化したCaviarも参入した。
朝食のスムージーやコーヒーから夕食のサラダまで、今やニューヨーカーは1日3食デリバリーに頼っているようだ。
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