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共同通信
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岸田文雄首相は14日、記者会見し、流行「第7波」が急拡大している新型コロナウイルス対策として、ワクチンの4回目接種の対象を全ての医療従事者や高齢者施設の職員に広げると表明した。人の移動が増える夏休みに合わせ、主要駅や空港で100カ所以上の臨時の無料検査拠点を整備する。現時点では行動制限は求めず、社会経済活動と感染拡大防止の両立を目指す。
4回目接種の対象拡大は、高齢者など重症化リスクの高い人を守り、医療提供体制の人員を確保するのが狙いで、新たな対象は約800万人に上る。近く開く審議会の議論を経て、来週以降、接種を進める。