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共同通信
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来春の札幌市長選に、2030年冬季五輪・パラリンピック招致に反対する市の元市民文化局長、高野馨氏(63)が15日、無所属での立候補を表明した。招致を推進する2期目の秋元克広市長(66)も出馬見通しで、五輪開催の是非が争点となる。
高野氏は今年3月に退職。15日、市内で記者会見を開き、市長選が事実上、是非を問う住民投票になると主張した。
市は3月、招致に関する住民アンケートを実施。市民1万人対象の郵送調査(回答率57.8%)では「賛成」「どちらかといえば賛成」が計52.2%、「反対」「どちらかといえば反対」が計38.2%だった。