いよいよ風邪やインフルエンザの流行する季節がやってきた。予防接種を受けることももちろん大切だが、それ以外にもウイルスを撃退する方法がある。ウイルスと闘う防御力、いわゆる免疫力をつけることだ。
鍼や本草学などの自然療法を中心に予防医療を行う自然療法医が勧める「薬に頼らず体の免疫力を高める方法」を7つ紹介。
①きのこ類を食べる。しいたけは白血球とナチュラルキラー細胞を増やす働きを持っている。またレイシとマイタケも免疫力を高めてくれる。スープに加え毎日食べるのもよいし、カプセル状サプリメントも良い②冷たいシャワーを浴びる。熱いお湯のシャワーの最後に冷たいシャワーを数秒間浴びると、白血球の循環が良くなりウイルスと闘う態勢ができる③エルダーベリー(ニワトコの実)を試す。抗ウイルス特性の宝庫であるエルダーベリーは、他のサプリメントのように免疫力の働きを助けるのではなく、ウイルスを直接退治するのを助ける。健康食品やハーブ専門店で、シロップやカプセルとして売られている④砂糖の量を減らす。ハロウイン、サンクスギビング、そしてホリデーシーズンと冬は砂糖の摂取量が増える。アガベや蜂蜜を含むすべての砂糖は、白血球を弱らせ免疫系の働きを鈍らせるので病気にかかりやすくなる⑤プロバイオティックを食べる。免疫系の80%は消化管にあるので、その働きを強くするためにプロバイオティックがお勧め。サプリメントの他、ヨーグルト、ザワークラウト、キムチといった食品にも含まれている⑥運動をする。定期的に運動をして体を動かすと白血球の循環とリンパ系の働きが良くなる。リンパ系は体の毒素を取り除き免疫系の働きを助けている⑦手を洗う。人がたくさんいるところへ行った後は、手を洗うかサニタイザーで殺菌し、ウイルスを体内へ入れないようにする。