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共同通信
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安倍晋三元首相の銃撃事件で、無職山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=が事件時に少なくとも約60万円の負債を抱えていたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。「襲撃は7月に決意した」と供述していることも判明。母親が多額献金した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への恨みが動機につながったとみられ、奈良県警は経済的困窮によって追い込まれ、事件を起こした可能性があるとみている。
また、山上容疑者が「銃や弾をつくるために、はかりや工具類を使った」と供述していることが分かった。県警は16日、山上容疑者宅を家宅捜索。はかりや工具類、ミキサーなどを押収した。