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共同通信
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安倍晋三元首相が銃撃され、死亡した事件で、殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(41)が、現場で使った手製銃の火薬を「自宅でつくった」と供述していることが17日、捜査関係者への取材で分かった。「手製銃をつくるたびに奈良県内の山中で試し撃ちをした」と説明していることも判明。奈良県警は山上容疑者が手製銃の精度や殺傷能力を高めようと試行錯誤したとみて調べている。
捜査関係者によると、山上容疑者の車からは、製造過程で火薬を乾かすために使ったとみられるトレーも見つかっていた。火薬の製造方法をインターネットで調べた形跡も確認されている。