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共同通信
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【ロンドン共同】ジョンソン英首相の後任を決める与党保守党党首選で、候補者5人が17日、2回目のテレビ討論会に臨んだ。早期の減税に否定的なスナク前財務相(42)を減税派のトラス外相(46)らが批判し、激論が繰り広げられた。
物価高で国民生活が危機に直面する中、トラス氏やモーダント前国防相(49)らは減税策を掲げる。トラス氏は、スナク氏が財務相時代に過去70年で最も高水準の税を課したと指摘。モーダント氏は「(減税に向け)すぐに行動する必要がある」と訴えた。これに対し、スナク氏は減税の前にインフレ対策を優先させる考えを示した。