塩分入り飲料、猛暑で販売急増

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共同通信
サントリー食品インターナショナルが展開する「DAKARA給水所」の自動販売機=6月、青森県八戸市(同社提供)

 連日の猛暑で、塩分入りの熱中症対策飲料の売り上げが急増している。飲料メーカーは働く人たちの需要を取り込もうと、法人向け販売を強化。ラインアップを充実させるなど、夏本番を迎えて取り組みを加速化させている。

 キリンビバレッジの熱中症対策飲料「ソルティライチ」は、猛暑が続いた6月27日から1週間の出荷数量が前週の2.8倍を記録。サントリー食品インターナショナルも、熱中症対策飲料や麦茶を展開する「GREEN DA・KA・RA」ブランドの6月の出荷が前年同月比で約2割増えた。

 アサヒ飲料は今年5~6月、「アサヒ 十六茶ミネラル」など3商品を新発売した。