九州に大雨、線状降水帯

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共同通信
雨が降り始め、福岡の繁華街・天神を傘を差して歩く人たち=18日午後8時16分

 前線や低気圧の影響で九州では19日、福岡、佐賀、大分県で線状降水帯が相次いで確認され、大雨が降った。気象庁は九州南部で19日日中にかけて再び線状降水帯が発生し、災害の危険度が急激に高まる可能性があるとして、土砂災害や浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒を呼びかけた。

 前線上の低気圧が日本海西部から北日本を通って三陸沖に進む。低気圧から西に延びる前線は20日にかけて南下する見込みで、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、広い範囲で大気の状態が非常に不安定となる。

 20日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で九州250ミリ、四国、近畿200ミリ。