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共同通信
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奈良市で参院選の演説中に安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(41)が事件前に島根県のフリージャーナリスト宛てに送ったとされる手紙と同じ文言の文書データが山上容疑者宅で押収したパソコンから見つかったことが19日、奈良県警への取材で分かった。安倍元首相の殺害を示唆する内容。
県警によると、最初に文書が保存されたのは6日午前で、最後の更新は同日夜だった。県警は容疑者が事件2日前の6日ごろから手紙を書いて自宅で印刷し、7日に岡山市内から投函したとみて調べる。安倍元首相は同日、岡山市で応援演説をしていた。