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共同通信
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【コロンボ共同】経済危機の混乱が拡大するスリランカで19日、国外逃亡したラジャパクサ前大統領に代わる新大統領候補の届け出が行われ、顔ぶれが出そろった。野党から緊急登板したウィクラマシンハ首相と、与党スリランカ人民戦線(SLPP)出身で閣僚を歴任したアラハペルマ氏の事実上の一騎打ちの構図で、議会が20日、投票で選出する。
人民解放戦線(JVP)のディサナヤカ党首も出馬し、立候補は計3人。出馬の意向だった最大野党、統一人民戦線(SJB)のプレマダサ党首は19日、アラハペルマ氏を支援するため、自身の立候補を取りやめるとツイッターで表明した。