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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は19日、国外で人質となったり不当に拘束されたりした米国民の帰還に向けた取り組みを強化する大統領令に署名した。国務省の国外渡航情報に外国政府による不当な拘束のリスクを示す新たな指標を導入することも明らかにした。
ロシア入国時に大麻オイルを所持していたとして起訴された米女子プロバスケットボールのグライナー選手ら、外国当局による米国民の拘束が相次ぎ、米政権には釈放に動くよう圧力がかかっている。バイデン氏はこうした例を「不当な拘束」と位置付けており、大統領令によって取り組みをアピールしたい考えだ。