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共同通信
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KDDIは22日、今月上旬の大規模な通信障害で数百万人の利用者に通信が全くできない時間があったとして、損害賠償する方針を明らかにした。音声通話のみを契約する利用者が中心となる見込み。賠償の支払い対象外となる利用者についても、「おわび」などの名目で何らかの対応をするかどうか検討する。
また、障害の原因や再発防止策を盛り込んだ事故報告書を28日にも総務省に提出する考えも示した。
障害は2日未明に発生し、5日午後の全面復旧まで86時間を要した。最大で契約全体の6割に相当する3915万回線に影響が出た。