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共同通信
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【ワシントン共同】米政府は21日、バイデン大統領(79)が新型コロナウイルス検査で陽性となった後も、感染を防ぐためのホワイトハウスの規定を変更しない方針だと表明した。オミクロン株派生型「BA・5」の感染が急拡大する中、マスク着用など予防措置への関心を改めて喚起する「機会を逃した」(専門家)との意見も出ている。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官は記者会見で、既存の規定は十分厳しく、維持すると説明した。対策チームのジャー調整官は、感染の可能性は常にあり、バイデン氏はワクチン接種や薬のおかげで軽症で済んだとアピールした。