米、台湾政策変えず

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共同通信
サリバン米大統領補佐官(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は22日、中国が統一のため台湾に武力介入する事態への対応を事前に明確にしない米政府の「あいまい戦略」を維持すると改めて表明した。この政策が台湾海峡の平和と安定に貢献してきたと説明した。シンクタンク、アスペン研究所が西部コロラド州で開いたフォーラムで語った。

 バイデン大統領は5月に東京で、台湾が攻撃された場合に米国は軍事的に関与するのか問われ「そうだ。そういう誓約だ」と明言した。歴代米政権が踏襲してきたあいまい戦略を意図的に踏み越えたとの見方もあり、中国は猛反発した。