米加州銃規制法、市民を監視役に

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共同通信
22日、米カリフォルニア州サンタモニカで、支持者らに囲まれるニューサム知事(中央)(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州のニューサム知事(民主党)は22日、銃規制を強化する新たな州法案に署名、同法が成立した。違法な殺傷用銃や未登録の自作銃「ゴーストガン(幽霊銃)」などを製造、販売した者を市民が提訴し、勝訴すれば少なくとも1万ドル(約136万円)の損害賠償金と訴訟費用を受け取れる内容。来年1月にも発効する。

 市民に監視役を担わせる同様の仕組みはテキサス州が人工妊娠中絶を制限する州法に採り入れ、連邦最高裁も事実上容認しており、これに対抗した形。

 銃規制や人工妊娠中絶は、米国の世論を二分するテーマになっている。