ロシアの港攻撃「対話を破壊」

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共同通信

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、ロシアが穀物輸出に関する合意を結んだ直後に南部オデッサの商業港を攻撃したとして「ロシアは対話の機会を破壊した」と非難し、停戦交渉にも応じられないとの姿勢を示した。ビデオ声明で述べた。

 一方、ウクライナのクブラコフ・インフラ相は23日、合意は国連など「信頼できるパートナー」と結んだものだとして、輸出に向けた準備を継続すると表明した。

 ウクライナ軍は23日、オデッサの商業港がロシア軍のミサイル攻撃を受けたと発表した。両国代表は22日に、輸出再開と航路の共同監視を柱とする合意文書に署名していた。