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共同通信
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陸上自衛隊は24日、大阪府吹田市のマンション工事現場で4月に見つかった不発弾から信管を取り除き、撤去した。市は半径300メートルの住民約2千人に避難を呼びかけ、周辺を交通規制。JR西日本は正午ごろから約3時間、近くを通る東海道線(京都線)などの一部区間で運転を取りやめ、約4万8千人に影響した。
市によると、現場は同市南吹田3丁目のJR南吹田駅近くで、午前11時半ごろ、住民の避難誘導を完了。信管が除去され、午後1時半ごろに安全宣言を出した。不発弾は4月27日に発見。太平洋戦争中に投下されたとみられる米国製の1トン爆弾で、長さ約1.8メートル。