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共同通信
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24日午後8時5分ごろ、鹿児島県の桜島が噴火した。気象庁は、桜島の噴火警戒レベルを3の「入山規制」から、最高レベルの5「避難」に引き上げた。南岳山頂火口および昭和火口から約3キロ以内の居住地域では、大きな噴石に厳重な警戒を呼びかけた。桜島で警戒レベル5が適用されるのは初めて。鹿児島県警によると、午後8時50分現在、人的被害は確認されていない。
気象庁によると、南岳山頂火口では、23日から24日午後3時までに、噴火が4回発生し、噴煙が最高1200メートルまで上がっていた。首相官邸は24日夜、危機管理センターに官邸対策室を設けたと発表した。