東京・あきる野市長、失職公算大

Published by
共同通信

 東京都あきる野市の村木英幸市長(65)が、自身の不信任決議を可決した議会を解散したことに伴う市議選(定数21)は24日投開票された。立候補者24人のうち、6月の不信任決議に賛成した前職18人、反対した前職1人、新人2人が当選し、不信任派が過半数となった。村木氏は議会の2度目の不信任案可決で失職する公算が大きい。

 議会事務局によると、6月16日に可決された不信任決議では、議会が特別委員会を設けて特養整備の是非を議論している最中にもかかわらず、市長が市の広報誌で開設を希望する法人の募集を始めたことなどを議会が問題視した。

 市長は6月23日に議会を解散した。